Xanadu





 元朝の夏の首都・ザナドゥの酒場には、"ゴリルタイ・シュル(гурилтай шөл)" と呼ばれるモンゴル料理が並んでいます。羊の肉から出汁をとった "うどん" のような食べ物で、基本は塩のみで味付けをした遊牧民の定番料理です。このお料理の原型は、お隣の新疆ウイグル自治区もしくはカザフスタンなどの中央アジアと考えられており、小麦発祥の地としても有名です。現在では、ヨーロッパの "パスタ" や、日本の "うどん" の基になったと考えられています。

材料(2人分)

ヒツジニク(羊肉)羊ブロック肉200g(マトンでも骨付きラム肉でもOKです)
ミズ(水)800cc
カラスムギ(カラス麦)ニラ5本(およそ6cmくらいでザク切りにします)
タマネギタマネギ(うす切り)1/4個
コネギ小ネギ(小口切り)2本
ウドンほうとう2人分(きしめんでもOKです)
ブーケガルニブーケガルニ1袋(自作でも市販のものでもOKです)
シオ(塩)000_ヨハク小さじ 1 程度
コショウコショウお好みで


作り方

1.お鍋に水とブーケガルニ、羊のブロック肉を入れて、強火にかけます。沸騰したら弱火にして、蓋をして45~50分ほど煮込みます。
2.羊のブロック肉とブーケガルニを取り出します。羊肉はまな板などの上に置いて粗熱を取り、細かく切り刻んでおきます。タマネギとニラを入れて、弱火のまま10分ほど煮込み、塩で味を整えます。
3.別のお鍋に多量のお湯を沸騰させ、ほうとう(もしくはきしめん)を既定の時間よりやや短めで茹で上げます。
4.茹で上がったほうとうをザルにあけて湯切りをし、刻んだ羊肉と一緒にスープの中に入れます。そのまま2分ほど煮込んで、しっかりと味を馴染ませます。
5.どんぶりなどの深めの器に盛り付けて、最後に小口切りにした小ネギを散らして完成です。お好みでコショウを少々振りかけても美味しいですよ。

ゴリルタイ・シュル






















 "ゴリルタイ・シュル" は、たびたび "モンゴル風肉うどん" といった呼び方で紹介されるお料理で、日常的に "うどん" を食している日本人の口にもよく合うお料理です。現地では少々、塩が強めに調理されることが多いようですが、日本で作る時は塩をやや控えめに、あっさりとした味付けにした方が食べ易いと思います。簡単に作れますので、初めてのモンゴル料理として是非チャレンジしてみて下さい。
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