FraserIsland





 オセアニアの酒場メニューには、"スズキの塩焼き" が並んでいます。オーストラリアの先住民族である "アボリジナル" には、精霊信仰が根付いていた影響で、調味料を使って素材に手を加えることが無かったそうです。対してニュージーランドの先住民族である "マオリ族" は、塩やハーブなどを使って食材に味を付ける文化をもっていました。直火で焼いた石の上に食材を乗せ、上から土を被せて蒸し焼きにする方法が、ニュージーランドの昔ながらの調理法なのだそうです。

材料(2人分)

スズキスズキ(シーバス)1尾(3枚におろした後、半分に切って身を4等分にする)
シオ(塩)000_ヨハク適量


作り方

1.切り分けたスズキの両面に満遍なく塩をすり込み、水分が出てきたらキッチンペーパーなどで軽くふき取ります。
2.魚焼きグリルに入れて、両面を焼き上げます。
3.焼きあがったスズキをお皿に盛り付けて完成です。

スズキの塩焼き






















 日本では "シーバス" とも呼ばれ、スポーツフィッシングの対象としても人気のある "スズキ" ですが、ニュージーランド近海では日本で一般的な種とは異なる "ミナミオオスズキ" が食べられています。英語では "グロッパー(Groper)" と呼ばれていますが、ニュージーランドではマオリ語の "ハプク(Hapuku)" という名前で流通していることが多いのだそうですよ。
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