DOLにはいろいろな種類のカレーが登場しますが、調理レシピ "東南アジア秘伝料理・陸" には、ミャンマー由来のカレー料理 "ヒン" の作り方が載っています。スパイスは控えめ、油が多めが特徴のミャンマー料理の副菜で、様々な具材を使って作られてお米と一緒に食されています。ゲーム内では、メモリアルアルバム "堪能・エビの味" にもリストされている通り海老や魚介を使った作り方で、現地では "ガー・ヒン" と呼ばれています。

材料（2人分）
	有頭エビ	4～6尾（殻をむいて背ワタをとる）
	白身魚（スズキなど）	1フィーレ（出来るだけ骨を取り、ブツ切りにする）
	タマネギ（うす切り）	1/2個
	カットトマト	1/2缶（約200g）
	ニンニク（すりおろし）	1片（市販のチューブのものでもOKです）
	ショウガ（すりおろし）	小さじ 2（市販のチューブのものでもOKです）
	ナンプラー	20cc
	塩	適量
	サラダ油	大さじ 4
	パクチー	飾付け用
	水	400cc
	ガラムマサラ	小さじ 2
	ターメリック	小さじ 1/2
	クミンパウダー	小さじ 1/2
	チリペッパー	小さじ 1/3
	お米	1.5合（炊飯器で普通に炊きます）

作り方
1.	深めのお鍋にサラダ油 大さじ 3を強火で熱して、タマネギ、ニンニク、ショウガを炒めます。タマネギがしんなりしてきたら中火にして、ガラムマサラ、ターメリック、クミンパウダー、チリペッパーを入れて、焦がさないように炒めます。
2.	カットトマトとナンプラーを入れて、サックリと混ぜ合わせます。ナンプラーを焦がさないように火加減には注意しましょう。
3.	ぶつ切りにした白身魚と水を入れて、いったん沸騰させて下さい。弱火に落として海老を入れて軽くかき混ぜ、蓋をして15分ほど煮込みます。その後、サラダ油 大さじ 1を加えて、少量の塩で味を整えて下さい。
4.	深めのお皿に炊いたご飯とお鍋の中身を一緒に盛り付けて、最後にパクチーで飾り付けをしたら完成です。

　インドシナ半島西部に位置するミャンマーは、ベンガル湾を挟んでインドの対岸にあるため、他の東南アジアの国よりもインドの調理文化の影響を受けているようです。その中でも "ヒン" の調理法は、スパイスの香りを多量の油に移す点がよく似ていますね。最近では、健康の為に油の使用量を減らす傾向にあるそうですが、それでも近隣諸国と比べると多量に使われているのも、ミャンマー料理の特徴なのだそうです。